日本のそれ

最近、友人の父上から譲り受けた本を読んでいる。

自分だけでは出会わなかったかもしれないものだから、本を読むのが楽しくなる。

 

ちょっと前に読んだラッフルズホテルに『あぁ、確かに。』と思うことがあった。

日本語は曖昧なのだ。

例えば英語のYouは日本語だとあなた、お前、君などいろんな言い方がある。

英語はそれを表すのは一つしかないから言葉に感情を込めることでその意味合いを表すのだ、と。

一つの言葉なのにいろんな音があり意味合いがあるなんてそりゃ複雑だよな。

あと、フランクな会話はしたことないからわからないけど、

英語ってきちんと順番がある。

主語があって動詞がある、みたいな。

疑問形の時は頭にDoがつくとかBe動詞がつくとかもある。

でも、日本語は最後の最後にどうにでもなる。

 

すごく曖昧。何が言いたいのかわからなくなる時は大抵主語と述語が無茶苦茶な時だと思う。

だから、本当にイキってるとかじゃなく英語で言ったほうが端的に伝わるやんと思うことがある。

 

でも、はっきり言わない美しさもあるとは思うから

日本人でよかったとは思うけどね。